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CG・イラスト作成・画像編集フリーソフト

CG やイラスト関連には、 ペイント(ラスタ)系ドロー(ベクタ)系 のソフト(手法)が有り、 それぞれ特徴を知って用途に合わせ使い分けることになりますが、 単に画像編集といえば ペイント(ラスタ)系 と思って良いと思います。

画像関連(ペイント系)フリーソフトの代表なら GIMP2 、 CG/イラスト作成の代表なら Pixia との定評が高いと個人的に思います。 でも、この2つのソフトは知名度の反面「使い難さも一流かなぁ・・・」 などと思ってたりして・・・。
そこで、フリーソフトも数多く存在するので 「本当に自分に合ったソフトが無い物か・・・?」と考えるのですが、 そうした選定作業は案外大変なんですョね!
ここでは、自分で使ってみた感想やソフト固有の 得手・不得手 などを含め 「画像編集関連フリーソフトの 紹介をしていこう!」 というページです。

将来デザイナーなどを目指したいなら、 ドロー(ベクタ)系 のオブジェクト処理に 慣れる(精通する)のが良いと思いますが、 ドロー系フリーソフトで、ある程度本格的なものとなると、 Inkscape というソフトくらいで、あまり選択肢がないのが現状です。

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ペイント系

ペイント系 又は、ラスタ系等と呼ばれる画像編集ソフト。

ArtWaver

PhotoShop, Painter に似た?ペイント系ソフト??? ドイツ製のソフトで標準では日本語未対応です。 日本語モジュールを別途組み込むとメニュー表示が日本語化できます。 ブラシ関連機能が豊富(・・・返って難解・・・)で、物は良いと思うのですが、 日本語情報がとにかく少ないのが難点の一つです。

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AzPainter

機能が比較的シンプルなペイント系ソフトです。 シンプルで直感的な操作体系と思うのですが、一般的に使い難いという評価も見受けられます。 個人的に取っ付きにくくはないと思うのですが、選択関連の機能が弱いのが難点なのでは思います。 現状で本格的に使ってないから何とも解説が難しい状態名のですが・・・。 情報も少なめな感もありますが、動きが軽いように思われるのでちょっとした利用なら良いソフトだと思います。

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Paint.NET

Microsoft .NET FrameWork 上で動くフリーソフトです。 画面構成がシンプルでとっても馴染みやすいのが特徴で、 全般的に良く出来ているのと情報も豊富なのでおすすめなのですが、 使ってみて一番困るのが「ぼかしツール」「指先ツール」などの「ボカシ」系のツールが無いこと。 その他の出来が良いだけに非常に残念なところです。 プロのフリーデザイナーさんも使っている方が多いのには驚きです。

.NET FrameWork は、MS から無料でダウンロード出来ます。
逆にこれがインストールされていないと使えません。

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Pixia

GIMP 並に有名な「お絵かき」フリーソフト。
イラストコミュニケーションで有名な pixiv(※個人的に pixiv に参加してないので内容はよく分りませんが・・・) ご用達? pixia は、独特のインターフェースと特殊な操作方法ですが、情報が豊富なので何とでもなると思います。 機能的に十分なソフトですが、主線を取るには「適さない?」のではと・・・個人的に思ってたりして・・・おります。 タブレットを使うなら「オニにカナボウ」のようです。

詳細な説明のあるサイトさんの手順通りに操作すると出来るのですが、 自分で作成しようとすると巧く出来ない場合が多いので「自分と相性が悪いのでは?」と思ってしまうソフトです。

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PictBear

使って最も手軽な高機能フルカラーペイントソフト。 複数ドキュメントのタブ切り替え表示や、使いやすいインターフェイスなど。 使い易いフリーソフトですが、たまぁ〜に「何かが足りないような・・・?」きがする時があります。 手軽で Windows 標準 GUI と操作性でも一番のお勧めソフトです。

※異常終了が案外多発します。異常終了後再起動時にリカバリー対策がはたらくようなので、 データ消去に悩まされることは無いように思われますが・・・。

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GIMP2

多機能でフォトショップと遜色ない機能を備えると言われるフリーソフト。 また、フォトショップのアドインも使えるなど、相当 Adobe のソフトを意識している様です。 操作感は、linux のオープンソースと言うことで、Microsoft Windows 標準の操作性に 馴れきっているとかなり勝手が違い戸惑います。 でも、情報が豊富なのでこうした問題も何とでもなると思います?が・・・。

機能優先なら一番のお勧めフリーソフトになります。 一部業界の建造物写真の加工とか、パースとか業務用として使われる場合も多い様です。

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ベクタ系

ドロー(ベクター)系と呼ばれる画像作成手法の特徴は、 複数の「線」や「面」データの組合せとその加工により作画して、 .ps(ポストスクリプト)や .svg と言ったファイルタイプを出力します。

フリーのドローソフトは数少なく、Inkscape くらいになると思いますが、 ある程度本格的なドロー(ベクタ)系機能を備えているようです。

Inkscape

ベクトル形式の画像を作成できる多機能ドローソフトです。 ビットマップ画像をトレースしベクトルデータへ変換する機能や、 .png 形式へ画像変換しエクスポートする機能などもあるり優れもののフリーソフトです。 GIMP 同様、インターフェース(操作性)が独特なので取っ付きにくさもありますが、 日本語に対応した、本格的なドロー系フリーソフトは数少く貴重な存在です。

プロ用ソフトは高価なので Adobe illustrator などの練習用としても使えると思います。 機能も相応に充実しているようです。
※注:Illustrator は、高価なだけに各種機能が充実しています。例えば、表作成とかグラフ作成機能 「消しゴム」でパスが切れるとか・・・。ペジェの引き方が違うとか・・・等など。 Illustlator のマニュアル本などで、代用機能の組合せや作業手順など知って置かない と練習にないと思います。

結局のところ、ドロー系はペジェ曲線やオブジェクトの組合せによる二次元的造形物 (例えば、鉛筆のイラストとか、コーヒーカップのイラストとか・・・)のテクニック にあると思われますが、肝心のソフトが買えなくては練習も出来ませんョね!

他に GIMP2 のドロー機能のペジェ曲線やパス機能もかなり充実しています。 また、SVGCate というフリーソフトも有るのですが、 フローチャートや組織図といった比較的単純な作成物(作画というより作図)の制作に適しているようです。 SVGCate も出力形式が .svg 形式なのでファイルの使い回しや後修正が容易ですが、 CG/イラスト作成に必要な ペジェ曲線やレイヤー機能がないので、イラスト・CG作成には不向きと思われます。

ある程度本格的なドロー(ベクタ)系機能をフリーで使うなら Inkscape がおすすめと言う結論となります。

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画像編集用フリーソフトの概要と機能一覧表

※ご注意:記載した比較内容は、あくまで個人的な私見です。

画像編集用フリーソフト機能一覧
名称tp lybksl ksdrka msed po 適用
ArtWaverp ? ××? ? 2 ・レイヤー機能が強力。ぼかしツールなし。曲線描画困難。
AzPainterp ? ×? ?? ? ・未検証:自動選択機能などが無い?
Paint.NETp ? × ? 4 ・操作性良好。ぼかしツールないのが残念。
Pixiap ×? 3 ・操作が特殊。操作手順に慣れる必要あり。
PictBearp × 4 ・操作性良好。機能も高め。
GIMP2p ? 4 ・操作性特殊。高機能。ドローツールも高レベルで利用可。
Inkscaped -- - ? 4 ・ドロー系ソフトのため paint 系との単純な比較不可。
・tp=ソフトの系列 ・p=paint系 / d=drow系
・ly=レイヤー ・bk=ぼかし ・sl=選択 ・ks=曲線 ・dr=ドロー ・ka=加工 ・ms="マスク"
・ed=操作性 ・po=個人的総合評価です。

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